ExcelマクロVBA入門 | 第99回.Replaceメソッド(置換) | Excelマクロの基礎と応用、エクセルVBAの入門・初級・初心者向け解説



最終更新日:2018-02-05

第99回.Replaceメソッド(置換)


Replaceメソッドは、セル範囲内で条件に当てはまるセルの文字列を置換するものです。

Replaceメソッドは、Rangeオブジェクトのメソッドで、

ワークシート操作の「検索と置換」「置換」の機能をマクロVBAで使うものです。



Replaceメソッド

Replaceメソッドは、指定されたセル範囲内のセルの文字を示すブール型 (Boolean) の値を返します。
このメソッドを使用しても、選択範囲またはアクティブ セルのどちらも変更されません。

Range.Replace(What, Replacement, LookAt, SearchOrder, MatchCase, MatchByte, SearchFormat, ReplaceFormat)

引数の説明

What Excel で検索する文字列を指定します。
Replacement 置き換える文字列を指定します。
LookAt

xlPart:検索テキストの一部を検索します。
xlWhole:検索テキスト全体を検索します。

SearchOrder xlByColumns:列を下方向に検索してから、次の列に移動します。
xlByRows:行を横方向に検索してから、次の行に移動します。
MatchCase 大文字と小文字を区別して検索するには、True を指定します。
MatchByte この引数は、Excel で 2 バイト (全角) 文字の言語サポートが選択またはインストールされている場合にだけ使用できます。
2 バイト文字が 2 バイト文字とだけ一致するようにする場合は、True を指定します。
2 バイト文字が 2 バイト文字だけではなく、対応する 1 バイト文字とも一致するようにする場合は False を指定します。
SearchFormat メソッドの検索書式を指定します。
ReplaceFormat メソッドの置換書式を指定します。



注意.

引数 LookIn、LookAt、SearchOrder、MatchByte の設定は、このメソッドを使用するたびに保存されます。

つまり、[検索と置換] ダイアログ ボックスに表示される設定が変わります。

次にこのメソッドを使用するときにこれらの引数の指定を省略すると、保存された設定が使用されます。

このような設定の変更によって生じる問題を避けるには、メソッドを使用するたびに、引数を明示的に指定します。



使用例.

Range("A1:A100").Replace What:="A", Replacement:="B", LookAt:=xlPart, MatchCase:=True

A1セル〜A100セルの中の、文字"A"を"B"(大文字小文字を区別しています)に置換しています。

これは、

Dim i As Long
For i = 1 To 100
  Cells(i, 1) = Replace(Cells(i, 1), "A", "B")
Next i

このように、Replace関数を使って書き直すことができます。
ただし、
Replace関数では、大文字小文字が区別されます。


以下のように、大文字小文字を区別せずに置換するReplaceメソッド、

Range("A1:A100").Replace What:="A", Replacement:="B", LookAt:=xlPart, MatchCase:=False

これを、Replace関数を使って書き直すと、

Dim i As Long
For i = 1 To 100
  Cells(i, 1) = Replace(Cells(i, 1), "a", "B")
  Cells(i, 1) = Replace(Cells(i, 1), "A", "B")
Next i

Replace関数では、このように少し面倒なことをする必要があります。





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