VBAサンプル集
アメブロの記事本文をVBAでバックアップする№2

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2013-06-02

アメブロの記事本文をVBAでバックアップする№2


記事のバックアップの前に、まずは記事の一覧を取得します。


前回作成した表示モジュールに、以下を追加して下さい。

これを動かすためには、事前にInternetExplorerアメブロにログインしておいて下さい。、
(ログインしたら、InternetExplorerは閉じてしまって良いです)

アメブロへのログイン機能は付けていません。



Sub 一覧取得()
  Const cnsUri As String = "http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrylist.do?pageID=【NO】&entry_ym=【yyyymm】"
  Dim i As Long
  Dim j As Long
  Dim strID As String
  Dim strUri As String
  Dim strHref As String
  Dim objIE As New InternetExplorer
  Dim objITEM As Object
  With Worksheets("記事一覧")
    strUri = Replace(cnsUri, "【NO】", 1)
    strUri = Replace(strUri, "【yyyymm】", .Cells(1, 2))
    objIE.navigate strUri
    Call untilReady(objIE)
    i = .Cells(.Rows.Count, 1).End(xlUp).Row + 1
    For Each objITEM In objIE.Document.getElementsByTagName("h2")
      strHref = objITEM.getElementsByTagName("a")(0)
      j = InStr(strHref, "entry-")
      If j > 0 Then
        strID = Replace(Mid(strHref, j + 6), ".html", "")
        .Cells(i, 1) = strID
        .Hyperlinks.Add Anchor:=.Cells(i, 2), _
                Address:=strHref, _
                TextToDisplay:=objITEM.innertext
        i = i + 1
      End If
    Next
  End With
  objIE.Quit
  Set objIE = Nothing
  Set objITEM = Nothing
End Sub


VBE(Visual Basic Editor)の、ツール参照設定


ここで、Microsoft Scripting Runtime これにチェックを付けて下さい。

では、コードの説明です。

まず、

Const cnsUri As String = "http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrylist.do?pageID=【NO】&entry_ym=【yyyymm】"

これは、アメブロの「記事の編集」のページURLです。

記事の編集は、月毎になっています、

entry_ym=【yyyymm】

この部分が、entry_ym=201306 このようになります。

これは、実際にご自身のページで確認してもらえれば良いと思います。

問題は、pageID=【NO】 この部分です。

WEB画面では、1ページ目の時は、この部分はないのですが、

2ページ目からは、pageID=2 このようになっている事が確認できるはずです。

そこで、pageID=1 とすると、見事1ページ目が表示されます。

プログラムでは、最終的には、この数値を1からカウントアップさせますが、

上では、コードを理解しやすいように、1固定にしています。

従って、上のコードは、その月の1ページ目だけの記事一覧を取得しています。

少し難しいのは、

For Each objITEM In objIE.Document.getElementsByTagName("h2")
  strHref = objITEM.getElementsByTagName("a")(0)
    j = InStr(strHref, "entry-")
    If j > 0 Then


この部分でしょう。

ここは、WEBで実際のページをHTMLのソース表示をして確認するしかありません。

記事一覧の部分は、

<h2><a href="http://ameblo.jp/・・・

となっていますので、

For Each objITEM In objIE.Document.getElementsByTagName("h2")

これで、h2タグで必要なデータを取得しています。

いきなり、aタグで取得すると、関係ない部分が多すぎるので、h2タグで先にに絞り込んでいるのです。

そして、

strHref = objITEM.getElementsByTagName("a")(0)

これで、実際のaタグを取得しています。

さらに、

j = InStr(strHref, "entry-")
If j > 0 Then

これにより、間違いなく、記事へのリンクである事を確認しています。

後は、ID部分を文字列操作で取り出してシートに出力

aタグのテキストがタイトルなので、それもシートにハイパーリンクを付けて出力しています。

これで、指定月の1ページ目の記事一覧が取得できました。

さて、1ページだけでは仕方ないので、

当該月のすべてのページを取得するようにします。

アメブロの記事本文をVBAでバックアップする №1 №2 №3 №4 №5 №6



同じテーマ「マクロVBAサンプル集」の記事

アメブロの記事本文をVBAでバックアップする№1
数独(ナンプレ)を解くVBAに挑戦№1
数独(ナンプレ)を解くアルゴリズムの要点とパフォーマンスの検証№1
ナンバーリンク(パズル)を解くVBAに挑戦№1
ナンバーリンクを解くVBAのパフォーマンス改善№1
オセロを作りながらマクロVBAを学ぼう
他ブックへのリンクエラーを探し解除
Excelシートの複雑な計算式を解析するVBA
Excel将棋:マクロVBAの学習用(№1)
Excel囲碁:万波奈穂先生に捧ぐ
Excel囲碁:再起動後も続けて打てるように改造


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

ExcelマクロVBA入門目次|エクセルの神髄(2024-03-20)
VBA10大躓きポイント(初心者が躓きやすいポイント)|VBA技術解説(2024-03-05)
テンキーのスクリーンキーボード作成|ユーザーフォーム入門(2024-02-26)
無効な前方参照か、コンパイルされていない種類への参照です。|エクセル雑感(2024-02-17)
初級脱出10問パック|VBA練習問題(2024-01-24)
累計を求める数式あれこれ|エクセル関数応用(2024-01-22)
複数の文字列を検索して置換するSUBSTITUTE|エクセル入門(2024-01-03)
いくつかの数式の計算中にリソース不足になりました。|エクセル雑感(2023-12-28)
VBAでクリップボードへ文字列を送信・取得する3つの方法|VBA技術解説(2023-12-07)
難しい数式とは何か?|エクセル雑感(2023-12-07)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
4.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
5.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
6.ブックを閉じる・保存(Close,Save,SaveAs)|VBA入門
7.並べ替え(Sort)|VBA入門
8.条件分岐(IF)|VBA入門
9.セルのクリア(Clear,ClearContents)|VBA入門
10.マクロとは?VBAとは?VBAでできること|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ