数式バーの高さを数式の行数で自動設定
数式バーの高さは、操作で変更しない限り一定の高さのままになっています。
通常は1行表示になっている場合が多いと思いますが、
その場合、セル内で改行されていると最初の1行しか見ることができません。
数式の場合はセル編集にしないと数式の全部を見ることができません。
数式の改行数を取得して、数式バーの高さを自動設定するVBAになります。


数式バーの高さを数式の行数で自動設定するVBA
Sub 数式バーの高さを自動設定()
'セル選択時以外は対象外
If TypeName(Selection) <> "Range" Then
Exit Sub
End If
'セル選択時以外は対象外
Dim rng As Range
Set rng = Selection
'数式が無ければ対象外
If Not rng.HasFormula Then
Exit Sub
End If
'数値の改行数を取得
Dim cntLF As Long
cntLF = Len(rng.Formula) - Len(Replace(rng.Formula, vbLf, ""))
'数式バーを表示
Application.DisplayFormulaBar = True
'数式バーの高さを設定
Application.FormulaBarHeight = cntLF + 1
End Sub
'数式が無ければ対象外
この部分をコメントアウトするなり消してください。
Application.FormulaBarHeight
これがエラーになってしまうので、その前でDisplayFormulaBarをTrueにしています。
マクロVBAの起動方法
もし、実際に使うのであれば、アドインや個人マクロブックに入れて、ショートカット起動するようにすると良いでしょう。
マクロの記録|VBAエキスパート対策
マクロをショートカットで起動(OnKeyメソッド)|VBA入門
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