VBAサンプル集
図形オートシェイプ(Shape)の複数選択

ExcelマクロVBAの実用サンプル、エクセルVBA集と解説
最終更新日:2020-04-16

図形オートシェイプ(Shape)の複数選択


図形オートシェイプを複数選択するVBAについてのサンプルと簡単な解説です。


Shapeオブジェクトは非常に複雑で、簡単な操作でもVBAの書き方が分からない場合も多くあります。
Shapeの基本については以下を参照してください。

第97回.図形オートシェイプ(Shape)|VBA入門
マクロVBAで、オートシェイプ(図形)を扱う場合の解説です。オートシェイプ(図形)はShapeオブジェクトであり、ShapeオブジェクトのコレクションがShapesコレクションになります。Shapeオブジェクトは、多くのオブジェクトをメンバーに持った複雑なオブジェクトとなっています。

ワークシートの全てのShapeを選択する場合

ワークシート内のオートシェイプの全体を扱うには、ShapesとDrawingObjectstの2通りがあります。
ShapesとDrawingObjectsの相違点と使い方
VBAで図(オートシェイプ等)を扱う時にいろいろ調べていくと、図(オブジェクト)のコレクションが二つあることに気づきます。Shapesコレクション DrawingObjectsコレクション WEBのサンプルや書籍では多くはShapesが使われているはずですが、時々DrawingObjectsを見かけることもあります。



ActiveSheet.Shapes.SelectAll

ActiveSheet.DrawingObjects.Select

ShapeオブジェクトのSelectメソッド

Shape.Selectメソッドの構文

Shape.Select [Replace:=True/False]

Trueを指定した場合、現在の選択範囲を置き換えます。
Falseを指定した場合、選択範囲を拡張します。
省略時はTrue。


Dim sp As Shape
For Each sp In ActiveSheet.Shapes
  sp.Select Replace:=False
Next

上記VBAでは、Selectメソッドを使って、シートの全Shapeを選択しています。

ShapeRangeオブジェクト

ShapeRangeオブジェクトは、図形セットである図形範囲を表します。
図形範囲には、ワークシートの1つまたは複数の図形を含めることができます。
ShapeRangeオブジェクトは、ShapesコレクションのRangeプロパティを使用して取得します。

ShapesコレクションのRangeプロパティ

Shapes.Range(Index)

Indexに整数または文字列の配列を指定するには、
Array関数を使用して、名前またはインデックス番号の配列を作成します。

シート内の指定名称の図形を選択

以下では、Shape.Nmaeの一部が、「図*」のオートシェイプを選択しています。

Shape.Nmaeの配列を作成

Sub sample1()
  Dim ws As Worksheet
  Set ws = ActiveSheet
  ws.Range("A1").Select '図形選択を解除します。
  
  Dim ary() As Variant
  Dim sp As Shape
  Dim i As Long
  
  i = 0
  For Each sp In ws.Shapes
    If sp.Name Like "図*" Then
      i = i + 1
      If i = 1 Then
        ReDim ary(1 To i)
      Else
        ReDim Preserve ary(1 To i)
      End If
      ary(i) = sp.Name
    End If
  Next
  
  If i > 0 Then
    ws.Shapes.Range(ary).Select
  End If
End Sub

Aryには、図形の名称が配列で入ります。

VBA マクロ Shape Range 複数選択

ShapeのIndexの配列を作成

Sub sample2()
  Dim ws As Worksheet
  Set ws = ActiveSheet
  ws.Range("A1").Select '図形選択を解除します。
  
  Dim ary() As Variant
  Dim i As Long
  Dim isSelect As Boolean
  
  isSelect = False
  ReDim ary(1 To ws.Shapes.Count)
  For i = 1 To ws.Shapes.Count
    If ws.Shapes(i).Name Like "図*" Then
      ReDim Preserve ary(1 To i)
      ary(i) = i
      isSelect = True
    End If
  Next
  
  If isSelect Then
    ws.Shapes.Range(ary).Select
  End If
End Sub

Aryには、図形のIndexの数値が配列で入ります。

VBA マクロ Shape Range 複数選択

ary(3)はEmpty値なので、ShapeRangeには含まれません。
これは、配列にその要素を作らないようにしても構いませんが、
Variant型で値を代入しない事で対象外になるので、上記VBAは簡潔に済ませています。

Shape.Selectメソッドを使う

Sub sample3()
  Dim ws As Worksheet
  Set ws = ActiveSheet
  Range("A1").Select '図形選択を解除します。
  
  Dim sp As Shape
  For Each sp In ws.Shapes
    If sp.Name Like "図*" Then
      sp.Select Replace:=False
    End If
  Next
End Sub

ShapeオブジェクトのSelectメソッドを使っています。
Replace:=False
これによって、拡張選択しています。



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