練習問題28(シートを別ブックにして値のみにする)解答
マクロVBA練習問題28の解答ページです。
マクロVBA練習問題
Sheet1だけを別ブックにして、計算式を抜き(値だけに)にしてから保存して下さい。
作成したブックの保存先は、アクティブブックと同一フォルダとし、ブック名はシート名と同一にして下さい。
練習問題用のExcelファイル
シンキングタイム
シンキングタイム終了
書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。
マクロVBA練習問題解答
Sub 練習問題28()
Dim wb1 As Workbook, ws1 As Worksheet
Dim wb2 As Workbook, ws2 As Worksheet
Set wb1 = ActiveWorkbook
Set ws1 = wb1.Worksheets("Sheet1")
ws1.Copy
Set wb2 = ActiveWorkbook
Set ws2 = wb2.ActiveSheet
ws2.UsedRange.Value = ws2.UsedRange.Value
If CInt(Application.Version) < 12 Then
wb2.SaveAs ThisWorkbook.Path & "\" & ws2.Name & ".xls"
Else
wb2.SaveAs ThisWorkbook.Path & "\" & ws2.Name & ".xlsx"
End If
wb2.Close
End Sub
ws2.UsedRange.Value = ws2.UsedRange.Value
これで、当該シートの数式は消えて値のみになります。
ここで、
ws2.Cells.Value = ws2.Cells.Value
これでも良さそうですが、
Excel2007以降の形式では、多くのPCでメモリ不足が出てしまいます。
つまり、100万行*1万列以上の範囲指定は、ちょっときびしいということです。
また、
Cells.Copy
Cells.PasteSpecial Paste:=xlPasteValues
これでも良いのですが、.Copyではクリップボードが使用されますし、
何より、値だけにするなら今回提示のVBAコード方がスマートだと思います。
オブジェクト変数(Workbook,Worksheet)の使い方は、人により好みが分かれる部分ですが、
今回は、全てオブジェクト変数に入れてから処理するようにしてみました。
Withを使った方が見やすいと感じる人も多いかと思います。
自分なりに書きやすく読みやすいと思うVBAコードで書いてみてください。
例えば、
Worksheets("Sheet1").
このピリオドを入力しても、候補表示されませんが、
Set ws1 = wb1.Worksheets("Sheet1")
ws1.
このピリオドを入力した時点では候補表示されるようになります。
つまり、オブジェクト型が確定されている事になります。
オブジェクト変数を上手く使えるようになることは、VBA上達の要でもあります。
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