VBA練習問題解答
練習問題32(連続数値部分を取り出し記号で連結)解答

Excelマクロ練習問題集、エクセルVBAの学習教材
最終更新日:2020-03-24

練習問題32(連続数値部分を取り出し記号で連結)解答

マクロVBA練習問題32の解答ページです。


マクロVBA練習問題

文字列処理の応用問題です。

ab123cde45fg678hij

123-45-678

いくつかの文字といくつかの数値が、交互に出てくる文字列から、
数値部分のみを取り出し、連続している数値は一塊として、記号(-)で連結します。
ab123cde45fg678hij
数値部分だけ取り出すと、
123 45 678
これを記号(-)で連結して、
123-45-678
このように変換してください。

練習問題用のExcelファイル
こちらからダウンロードできます。zipはこちらです。

この問題に対するシートはありません。

メインのプロシージャーから文字列を渡して、返還後の文字列を返す形であればどのような形でも構いません。

VBAコードの書き方は何通りもあります。
回答サンプルでは、
・正規表現
・For...Next
・再帰プロシージャー
この3パターンを用意しました。

では、お考えください。
すぐに解答を見ずに、必ず自力で書けるとこまででも良いので書きましょう。

シンキングタイム

シンキングタイム開始


シンキングタイム終了

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ExcelマクロVBA入門
VBAはExcelの操作を自動化するマクロ機能で使われているプログラミング言語です。「VisualBasicApplications」の略になります。マクロVBA入門シリーズでは、始めはより詳しく丁寧に解説し、少しずつ難易度を上げることで無理なく学習を進められるようにしています。

書くべきマクロVBAが分からない時は、
ここでじっくり勉強してから再チャレンジしてください。

マクロVBA練習問題解答

では解答のマクロVBAコードです。

正規表現

Sub 練習問題32_1()
  Dim rtn As String
  rtn = fnc1("ab123cde45fg678hij", "-")
  MsgBox rtn
End Sub

Function fnc1(ByVal str As String, _
       ByVal mark As String)
  With CreateObject("VBScript.RegExp")
    .Pattern = "\D+"
    .Global = True
    fnc1 = Replace(Trim(.Replace(str, " ")), " ", mark)
  End With
End Function

上記VBAでは、短いVBAコードで実現するように、
Withを使ったり、最後もネストで1行で済ませています。
もちろん変数に入れて、順に書いて行く方が読みやすく分かり易い場合も多いので、あくまで短くした場合の書き方という事です。

正規表現については、以下で詳しく解説していますので参考にしてください。
VBAで正規表現を利用する(RegExp)
正規表現は複雑なパターンマッチングとテキストの検索置換するためのツールです、マクロVBAで正規表現を使う場合はRegExpオブジェクトを使用します、RegExpは、VBScriptに正規表現として用意されているオブジェクトです。メタ文字 メタ文字の一覧です。

For...Next

Sub 練習問題32_2()
  Dim rtn As String
  rtn = fnc2("ab123cde45fg678hij", "-")
  MsgBox rtn
End Sub

Function fnc2(ByVal str As String, _
       ByVal mark As String) As String
  Dim rtn As String
  Dim i As Long
  For i = 1 To Len(str)
    If IsNumeric(Mid(str, i, 1)) Then
      rtn = rtn & Mid(str, i, 1)
    Else
      If Right(rtn, 1) <> mark Then
        rtn = rtn & mark
      End If
    End If
  Next
  If Left(rtn, 1) = mark Then
    rtn = Mid(rtn, 2)
  End If
  If Right(rtn, 1) = mark Then
    rtn = Left(rtn, Len(rtn) - 1)
  End If
  fnc2 = rtn
End Function

先の正規表現のように、半角スペースにしておいて、Trim後に置換する方法を用いれば、コード量はかなり減ります。
上記は、あえて別の方法でのサンプルになります。

再帰プロシージャー

Sub 練習問題32_3()
  Dim rtn As String
  rtn = fnc3("ab123cde45fg678hij", "-")
  MsgBox rtn
End Sub

Function fnc3(ByVal str As String, _
       ByVal mark As String, _
       Optional ByRef num = 1) As String
  Dim rtn As String
  If IsNumeric(Mid(str, num, 1)) Then
    rtn = rtn & Mid(str, num, 1)
  Else
    If num > 1 Then
      If Mid(str, num - 1) Like "#*#*" Then
        rtn = mark
      End If
    End If
  End If
  If num >= Len(str) Then Exit Function
  fnc3 = rtn & fnc3(str, mark, num + 1)
End Function

Sub 練習問題32_4()
  Dim rtn As String
  Call fnc4("ab123cde45fg678hij", "-", rtn)
  MsgBox rtn
End Sub

Sub fnc4(ByVal str As String, _
     ByVal mark As String, _
     ByRef rtn As String, _
     Optional ByRef num = 1)
  If IsNumeric(Mid(str, num, 1)) Then
    rtn = rtn & Mid(str, num, 1)
    If Mid(str, num) Like "#[!0-9]*#*" Then
      rtn = rtn & mark
    End If
  End If
  If num >= Len(str) Then Exit Sub
  Call fnc4(str, mark, rtn, num + 1)
End Sub

どちらも再帰プロシージャーですが、全く違う処理方法にしています。
SubとFunctionの違いや、各引数のByValとByRefの違い、そしてLike演算子。
このあたりを中心に読み解いてみてください。

再帰については、以下で詳しく解説していますので参考にしてください。
再帰呼出しについて(再帰プロシージャー)
再帰プロシージャとは、自分自身を呼び出すプロシージャです。プロシージャが、そのプロシージャ内で自分自身を呼び出すような処理を再帰呼び出しと呼びます。自分自身を呼び出し、終了条件を満たすまで、意図的に無限ループさせます。
フィボナッチ数列(再帰呼び出し)
フィボナッチ数列は、最初の二項は0,1で、以後は直前の2つの項の和となっている数列です。VBAでフィボナッチ数列を出力してみましょう。もちろん、フィボナッチ数を勉強しようとか、何かに使おうという事ではありません。

Like演算子のパターンマッチングの解説ページは以下になります。
第49回.Like演算子とワイルドカード
文字列比較において部分一致やパターンマッチングでの文字列比較を行う時に使うのがLike演算子です。Like演算子は、2つの文字列のパターンマッチングを行い、規則に一致しているかどうかの結果をTrue(一致)またはFalse(不一致)で返します。



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