フィボナッチ数列(再帰呼び出し)
フィボナッチ数列は、最初の二項は 0, 1 で、以後は直前の2つの項の和となっている数列です。
VBAでフィボナッチ数列を出力してみましょう。
もちろん、フィボナッチ数を勉強しようとか、何かに使おうという事ではありません。
再帰呼び出しの練習、再帰プロシージャーをしっか理解しようという趣旨になります。
フィボナッチ数列を出力する再帰VBA
Sub FibonacciMain()
Call FibonacciNumber(100)
End Sub
Sub FibonacciNumber(nEnd, Optional n1, Optional n2)
If IsMissing(n1) Then
n1 = 0: Debug.Print n1
n2 = 1: Debug.Print n2
End If
If n1 + n2 > nEnd Then Exit Sub
Debug.Print n1 + n2
Call FibonacciNumber(nEnd, n2, n1 + n2)
End Sub
1
1
2
3
5
8
13
21
34
55
89
これが実行されると、再び、
Sub FibonacciNumber(nEnd, Optional n1, Optional n2)
ここに入ってくることが確認できます。
If n1 + n2 > nEnd Then Exit Sub
この後は、
End Sub
が繰り返されることが分かる筈です。
ぜひ、ステップイン(F8)で確認してみてください。
再帰呼び出しを使わない場合のVBA
Sub sample()
Dim n1, n2, nTmp
n1 = 0: Debug.Print n1
n2 = 1: Debug.Print n2
Do While n1 + n2 < 1000
nTmp = n1 + n2
Debug.Print nTmp
n1 = n2
n2 = nTmp
Loop
End Sub
これは理解しやすいのではないでしょうか。
このVBAと再帰VBAを見比べてください。
それぞれをステップインで比べると、より理解しやすいはずです。
再帰プロシージャで考慮すべき事項
制限条件の確認
また、妥当な回数の再帰呼び出しを行ってもこの条件が満たされない場合の処理も必要です。
必ず満たされる条件を最低 1 つ用意しないと、プロシージャが無限ループに陥る可能性が高くなります。
再帰プロシージャを作成した場合、最低 1 つの制限条件を満たしていることを必ずテストする必要があります。
また、再帰呼び出しが多すぎるためにメモリを使い果たすことがないことを確認する必要があります。
メモリ使用状況
プロシージャが自分自身を呼び出す際、ローカル変数のコピーが毎回作成され、領域を消費します。
このプロセスがいつまでも続くと、最終的には StackOverflowException エラーが発生します。
Functionプロシージャーの戻り値を使って再帰呼び出しする場合
再帰呼出しについて(再帰プロシージャー)
実際の再帰処理では、Functionの戻り値とByRef引数を組み合わせて使用することも多々あります。
再帰呼び出しの実践例
サブフォルダの階層は際限がない為、一般的なループでは処理が難しいのですが、
再帰呼出しを使う事で、短いVBAコードで実現する事が出来ます。
再帰呼出しとFileSystemObjectが出てくるのは、№6からですが、Dir関数と合わせて、一度は目を通しておくと良いでしょう。
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