ExcelマクロVBA技術解説 | ExecuteExcel4Macroについて | ExcelマクロVBAの問題点と解決策、エクセルVBAの技術的解説



最終更新日:2014-12-27

ExecuteExcel4Macroについて


ExecuteExcel4Macroは、Excel4.0のマクロを実行します。

つまり、昔のマクロを使うということです。


VBAが使える前にあったものですが、最新バージョンのエクセルでも使用できます。

とはいえ、積極的に使うようなものでもないですし、

MSもVBAへの移行を勧めています。

しかし、とても便利な機能もありますので、

VBAで困った時の、手段の一つとしては、考えても良いかもしれません。

そこで、簡単に説明する事にしました。

他ブックのデータを、ブックを開かずに取得する

Range("A1") = ExecuteExcel4Macro("'C:\Excel\[test.xls]Sheet1'!R1C2")


上記を実行すると、「C:\Excel\test.xls」のシート「Sheet1」のA1セルの値を取得します。

ブックを開かないので、VBAで普通にブックを開いて取得する場合に比べると格段に速いです。

しかし、この場合は、1つづつのセルしか取得できません、複数セルを一括で取得できないです。

ですから、複数セルの取得が必要で、そのセル数が多い時は、逆にこれでは遅くなってしまう事もあり得ます。

また、関数を使う事も出来ます。

Range("A1") = ExecuteExcel4Macro("AVERAGE('C:\[test.xls]Sheet1'!R1C1:R10C1)")


このように関数を使えますので、使い方によっては、大変便利で、高速に動作します。


文字列としての計算式を計算する

Excel 4.0 マクロで使える関数についての、資料が今となっては入手困難ですが、

中には、極めて便利なものもあります。

EVALUATE関数は、覚えておくと、いつか役に立つことがあるかもしれません。

Dim strCalc As String
strCalc = "(10+20)*2"
Range("A1") = ExecuteExcel4Macro("EVALUATE(" & strCalc & ")")

上記を実行すると、A1セルに「60」とし入ります。

EVALUATE関数は、文字列としての数式を計算してくれます。

この機能は、代替えがありませんので、

このような必要性に迫られたら、真っ先に検討に値すると思います。

Excel4Macroは、とても便利なのですが、

既に資料もほとんどないですし、

いつサポートされなくなるか分かりませんので、なるべく使わない方が良いでしょう。

よほど、特殊な事情があり、Excel4Macroなら簡単に解決できそうな場合にのみ検討して下さい。

こちらの「ブックを開かずにセル値を取得」も参考にして下さい。




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