エクセル入門
FREQUENCY関数(値の頻度を縦方向の配列で返す)

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-06-28

FREQUENCY関数(値の頻度を縦方向の配列で返す)


FREQUENCY関数は、範囲内での値の頻度を縦方向の配列で返します。
範囲内に含まれる頻度分布を求める場合に使います。
FREQUENCY関数では配列が返されるため、配列数式として入力する必要があります。


FREQUENCY関数の書式

FREQUENCY(データ配列, 区間配列)

データ配列
必須です。
頻度分布の計算対象となる値セットの配列、またはこのセットへの参照を指定します。
データ配列に値が含まれていない場合は、0の配列が返されます。

区間配列
必須です。
区間配列の値をグループ化する間隔の配列、またはこの間隔への参照を指定します。
区間配列に値が含まれていない場合は、データ配列に指定した要素の数が返されます。


返される配列の要素数は、区間配列に指定された要素の数より1大きい値です。
返された配列のその余分な要素は、最大間隔を超えた値があればその個数を返します。
指定した配列またはセル範囲に空白セルまたは文字列が含まれている場合は無視されます。

スピルする最新バージョン
出力範囲の左上のセルに数式を入力することで、スピルにより結果の配列が動的な大きさとして出力されます。
2019年にOffice365のExcelに実装された革新的な機能としてスピルがあります。数式を入力したセルから結果があふれて隣接したセルにも出力されるのがスピルです。今までは数式を入れたセルにしか結果を出せませんでしたが、スピルでは隣接するセルにまで結果が表示されます。

スピルしない古いバージョン
最初に出力範囲を選択し、出力範囲の左上のセルに数式を入力した後、
Ctrl + Shift + Enter
で入力を確定させます。
これを配列数式と呼びます。

配列数式について
複数の値を返す数式(配列数式)は結果を表示する全てのセルを選択し、
Ctrl + Shift + Enterで数式を一括入力することで、{=数式}のように{}で囲まれた配列数式となります。
この配列数式はCSEと略されます。
例えば、
B1:B3を選択し、=A1:A3をCtrl + Shift + Enterで入力すると、
数式は{=A1:A3}となり、B1:B3はA1:A3を参照するようになります。

Excel エクセル 配列数式


FREQUENCY関数の使用例

A2セルから100個の点数が縦に入っているとします。
C2:C5の範囲の個数をD列に求めます。

スピルする最新バージョン
D2=FREQUENCY(A2:A101,C2:C5)

Excel エクセル 配列数式 FREQUENCY関数

返される配列の要素数は、区間配列に指定された要素の数より1大きい値です。

スピルしない古いバージョン
D2:D5を選択
=FREQUENCY(A2:A101,C2:C5)
Ctrl + Shift + Enter

Excel エクセル 配列数式 FREQUENCY関数

数式バーには、
{=FREQUENCY(A2:A101,C2:C5)}
このように{}で囲まれた配列数式で表示されます。


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