VBA入門
第37回.ブック・シートの指定

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-11-30

第37回.ブック・シートの指定


ここまでのマクロVBA入門では、アクティブブックのアクティブシートだけを扱ってきました。


アクティブブックのアクティブシートとは、一番手前に表示されているブックの選択しているシートで、
通常、手作業で操作しているシートの事になります。
手作業では、アクティブブックのアクティブシートしか扱えませんが、
(作業グループで複数のシートに同時に操作するのは別の話として)
アクティブブックのアクテイブシートしか扱えないのでは、とても不便です。

マクロVBAでは、
アクティブブック以外のブックや、アクテイブシート以外のシーも扱う事ができます。

それには、次のようにVBAコードで指定します。
Workbooks("ブック名").Worksheets("シート名").Range("セル番地")
このように指定することで、開かれているブックなら、どのブックのどのシートでも扱う事が出来ます。

また、ブックはアクティブブック限定なら、
Worksheets("シート名").Range("セル番地")

これで指定できます。
つまり、今までの、RangeやCellsは、
ActiveWorkbook.ActiveSheet.Range
この、
ActiveWorkbook.ActiveSheet.
この部分を省略していたことになります。

マクロVBAでのブック・シート指定の具体例

具体的なマクロVBAコードの書き方です。

ブック:Book1.xls
シート:Sheet1
セル:A1

このA1セルに"文字"を入れる場合、

Workbooks("Book1.xls").Worksheets("Sheet1").Range("A1") = "文字"

ブック:アクティブブック
シート:Sheet1
セル:A1~B10

ここに、格子線を引く場合、

Worksheets("Sheet1").Range("A1:B10").Borders.LineStyle = xlContinuous

マクロVBAでのブック・シート指定の必要性

マクロVBAでは、
WorkbookやWorksheetをSelectしたり、Activateしたりせずに、

このように、ブック・シートを指定して、操作するようにします。
ただし、
アクティブブックのアクティブシートでなければ出来ない事もあります。
例えば、RangeのSelectやActivate等は、アクティブブックのアクティブシートのみで有効です。
しかし、
ほとんどの(通常必要とされる)処理は、ブック.・シートを指定することで操作可能です。

ブックが1つしか開いてない場合や、アクティブブックのみ操作する場合は、
ブックの指定は省略して良いでしょう。
しかし、
シートの指定は、基本的には省略せずに指定しましょう。

VBAでは、アクティブシートのみしか扱わないは事は少ないですし、
VBAの実行途中で、シートを切り替えてしまう事も多々ありますので、
それらの対応として、操作シートがアクティブになっていない状態でも動作するするように、
シートの指定は省略せずに指定して下さい。

ただし、このサイト内の説明及びサンプルコードでは、
VBAコードの読みやすさを考慮して(WEBページの閲覧では文字数が長いと読みづらいので)、
VBAのブック・シート指定は適宜省略して記載している場合があります。

VBAでの色々なシート指定方法

ワークシートの指定方法には、以下の3通りがあります。

・シートのインデックス番号で指定
・シートの名称で指定
・シートのオブジェクト名で指定

それぞれの詳しい使い方については以下を参照してください。
エクセルVBAでのシート指定方法
ExceのVBAにおいてシート指定は必須になりますが、シートの指定方法は何種類かあり、それぞれの特徴があります。シートの指定方法には、以下の3通りがあります。シートのインデックスで番号 シートの名称で指定 シートのオブジェクト名で指定 シート指定方法ごとに使い方を簡単に説明しながら、それぞれの主な使用場面やメリット、



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