ExcelマクロVBA入門
第118回.ファイル操作Ⅱ(Print #)

ExcelマクロVBAの基本と応用、エクセルVBAの初級・初心者向け解説
最終更新日:2019-07-23

第118回.ファイル操作Ⅱ(Print #)


VBAでファイル(CSV等)を扱う時は、
最初に、ファイルを開き、
次に、読込書込みを行い、
最後に、ファイルを閉じます。


ファイルを書き込む時には、Print # ステートメントを使います。

Print # ステートメント

シーケンシャル出力モード (Output または Append) で開いたファイルにデータを書き込むファイル入出力ステートメントです。
Print #filenumber, [outputlist]



filenumber 必ず指定します。
任意のファイル番号を指定します。
OpenステートメントやCloseステートメントで指定するファイル番号と一致させます。
outputlist 省略可能です。
出力する式や数式または文字列式を指定します。
[{Spc(n) | Tab[(n)]}] [expression] [charpos]
Spc(n) 出力するデータに n 個のスペースを挿入します。
Tab(n) expression の出力位置を n 番目の桁位置に移動します。
Tab 関数の引数 n に何も指定しない場合は、出力位置は次の印字領域の先頭になります。
expression 出力する数式または文字列式を指定します。
charpos 次の文字の出力位置を指定します。
セミコロン (;) を指定すると、次の文字は最後の文字の直後から出力されます。
Tab(n) 関数で出力位置の桁番号を指定できます。
Tab 関数の引数 n に何も指定しないと、出力位置は次の印字領域の先頭になります。
引数 charpos を省略すると、次の文字は次の行の先頭から出力されます。

引数 outputlist を省略し引数 filenumber の後ろに区切り記号だけを指定すると、ファイルに空白行を出力します。
ブール型 (Boolean) のデータは、True または False という文字列で出力されます。
日付型 (Date) のデータは、コントロール パネルで設定した短い形式で書き込まれます。

Print # ステートメントの使用例



Sub sample()
  Dim i As Long
  Dim FileNumber
  FileNumber = FreeFile
  Open "C:\TEST.txt" For Output As #FileNumber
  For i = 1 To Cells(Rows.Count, 1).End(xlUp).Row
    Print #FileNumber, Cells(i, 1)
  Next
  Close #FileNumber
End Sub

上記では、ワークシートのA列のデータを、
テキストファイル"C:\TEST.txt"に書き出しています。

ファイルが一つだけなので、#FileNumber#1と固定数値で指定しても構いませんが、
このVBAサンプルのように、FreeFile関数を使用して次に使用可能なファイル番号を取得するようにした方がより安全です。

以下も参考にしてください。
CSVの読み込み方法
エクセルのVBAでのCSVの読込方法としては。・テキストファイルとして読み込む ・ワークブックとして読み込む ・クエリーテーブルを使う ・ADOを使う ・PowerQueryを使う 大別するとこのようになります。この記事を書いた当初は、エクセルのVBAでCSVの読み込みについてネットで検索したところ、



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