ユーザーフォーム入門
第17回.Enterキーで次のコントロールに移動する

Excelマクロのユーザーフォームの基礎、エクセルVBAの入門解説
最終更新日:2019-12-17

第17回.Enterキーで次のコントロールに移動する


ユーザーフォーム入門として基礎から解説します。
Enterキーの押下で、(タブ順が)次のコントロールに順々に移動してほしいものです。


ユーザーフォームでのEnterキー動作について

テキストボックスは、Enterキー押下で次のコントロールに進みます。
(MultiLineの場合は、テキスト内の改行となります。)
しかし、他のコンボボックス・リストボックス・チェックボックス・オプションボタンでは、
Enterキーでは、次のコントロールに進みません。
実際に操作してみると、やはり違和感がありますね。

Windowsの規定では、Tabキーで次に進む事になっていますが、
やはり、Enterキーで進んだ方が操作性が良いと思います。
では、そのコードを実装してみましょう。

テキストボックスは、元々Enterキー押下で次のコントロールに進みますので、
その他のコントロールについてのみ記述を追加します。


KeyDownイベント

Private Sub cmb区分_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
  If KeyCode = vbKeyReturn Then
    Me.lst都道府県.SetFocus
  End If
End Sub
Private Sub lst都道府県_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
  If KeyCode = vbKeyReturn Then
    Me.opt企業.SetFocus
  End If
End Sub
Private Sub opt企業_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
  If KeyCode = vbKeyReturn Then
    Me.opt個人.SetFocus
  End If
End Sub
Private Sub opt個人_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
  If KeyCode = vbKeyReturn Then
    Me.chk休止.SetFocus
  End If
End Sub
Private Sub chk休止_KeyDown(ByVal KeyCode As MSForms.ReturnInteger, ByVal Shift As Integer)
  If KeyCode = vbKeyReturn Then
    Me.btnOk.SetFocus
  End If
End Sub

特に解説も必要ないでしょう。

KeyDownイベントで、KeyCodeがEnterキー(Returnキー)か判定をし、
Enterキーの場合は、次のコントロールにSetFocusrする。
これだけです。

細かい話としては、Shiftキー押下を判定して、Shiftキーが押されている場合は、
前のコントロールに戻るようにしてやる事もありますが、
その場合は、テキストボックスにも同様に、
Shiftキーが押されている場合の処理を書く必要があります。
試しにやってみるのも良いでしょう。

KeyPressイベント

キー押下の判定を、
KeyPressイベントに入れているコードを見かける事もあります。



Private Sub cmb区分_KeyPress(ByVal KeyAscii As MSForms.ReturnInteger)
  If KeyAscii = 13 Then
    Me.lst都道府県.SetFocus
  End If
End Sub

このような感じのVBAですね。
まあ、これでも正しく動作しますが、KeyPressイベントではShiftキー押下の判定ができません。
先々の機能拡張を考慮した場合、KeyDownイベントで処理しておいた方が良いでしょう。



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