エクセル入門
OFFSET関数(行数と列数シフトした位置のセル範囲)

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-05-03

OFFSET関数(行数と列数シフトした位置のセル範囲)


基準のセルまたはセル範囲から指定された行数と列数だけシフトした位置にある、指定の高さと幅のセル範囲の参照 を返します。
つまり、
基準セルから、指定数だけ移動したセルを起点として、指定の大きさのセル範囲を取得出来ます。



OFFSET関数の書式

OFFSET(基準, 行数, 列数, [高さ], [幅])

基準

基準となるセル範囲の参照を指定します。

行数

基準のセルを縦方向にずらす数です。
基準の左上隅のセルを上方向または下方向へシフトする距離を行数単位で指定します。
行数に正の数を指定すると下方向へシフトし、負の数を指定すると上方向へシフトします。

列数

基準のセルを横方向にずらす数です。
基準の左上隅のセルを左方向または右方向へシフトする距離を列数単位で指定します。
列数に正の数を指定すると右方向へシフトし、負の数を指定すると左方向へシフトします。

高さ

基準のセルをずらした先の取得したい行数です。
オフセット参照の行数を指定します。
高さは正の数である必要があります。
省略すると、基準のセル範囲と同じ行数であると見なされます。


基準のセルをずらした先の取得したい行数です。
オフセット参照の列数を指定します。
幅は正の数である必要があります。
省略すると、基準のセル範囲と同じ列数であると見なされます。

OFFSET関数の解説

OFFSET(基準セル, 縦にずらす数, 横にずらす数, 取得したい行数, 取得したい列数)

=OFFSET(B3,4,2,5,3)

これは、
B3セルから下に4右に2移動した先(D7セル)から、高さ5幅3のセル範囲

OFFSET サンプル画像


OFFSET関数の使用例

A B C
1 101 111 121
2 102 112 122
3 103 113 123
4 104 114 124
5 105 115 125
6 106 116 126
7 107 117 127
8 108 118 128
9 109 119 129
10 110 120 130

上記の表において、

=OFFSET(A1,3,1,1,1)


とすると、
B4のセルとなりますので、114になります。
つまり、
A1セルから3行下、1列右のセルでB4セル
そこから、高さ1、幅1なのでB4のセル1つです。

=OFFSET(A1,3,1,2,2)

とすると、
B4~C5のセル範囲となります。
が、しかし、
セル範囲を1つのセルに表示できませんので、
#VALUE!
となってしまいます。

多くの場合、
OFFSET関数は、通常は他の関数・機能と組み合わせて使用します。

=SUM(OFFSET(A1,3,1,2,2))

とすることで、
B4~C5の合計
478を求める事が出来ます。

高さ幅を省略した場合は、基準セル範囲と同じ大きさになります。
つまり、セル範囲をずらすだけになります。

=SUM(OFFSET(A1:A10,0,2))

これは、
=SUM(C1:C10)
と同じことになります。

応用としては、
行数, 列数, 高さ, 幅
これらを他のセル参照や関数にする事で、可変のセル範囲にする事が出来ます。

下の応用例を参考にしてください。

OFFSET関数の応用例

徹底解説(VLOOKUP,MATCH,INDEX,OFFSET)
検索されるキーワードで最も多いのが、MATCH関数 INDEX関数セル範囲から、指定された行と列が交差する位置にあるセルの参照を返します。INDEX関数の書式INDEX(範囲,行番号[,列番号])範囲セル範囲を指定します。セル範囲が1行または1列である場合、行番号または列番号はそれぞれ省略することができます。
セルの参照範囲を可変にする(OFFSET、COUNTA、MATCH)
数式の参照範囲を可変対応させます。つまり、入力データにより自動で拡張・縮小されるように関数を設定します。エクセルの表に、単純に集計等の計算式を入れてしまうと、集計範囲は固定になっているため、データの追加時に計算範囲が違ってきてしまう事になります。

入力規則のリストを、2段階の絞り込みで作成1
一覧リストを使用して、「入力規則」の「リスト」を作成し、「リスト」の選択結果により、となりの「リスト」の内容を自動で変化させます、さらに、一覧リストへの追加・削除に自動対応させるものです。入力規則のリストを、追加・削除に自動対応で作成 を理解した上でお読みください。
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ピポットテーブルの参照範囲を、追加・削除に自動対応で作成
ピボットテーブルの参照範囲を可変に設定し、データの追加・削除に自動で対応させます。以下の表で説明します。名前を定義します。シート「リスト」を選択します。Ctrl+F3で名前定義を起動する。メニュー等からの起動はバージョン毎に違います。
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データの範囲に合わせて、自動的にグラフのデータ範囲が変更されるようにします。グラフのデータ個数が増えるたびに、「データの選択」(2003は元データ)を変更するのは、いかにも面倒です。できれば、マクロでやりたいところですが、マクロはちょっという人用に解説します。


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