エクセル入門
MATCH関数(範囲から値を検索し一致する位置)

Excelの初心者向け入門解説
最終更新日:2020-05-03

MATCH関数(範囲から値を検索し一致する位置)


セルの範囲内で指定された項目を検索し、その項目の相対的な位置を返します。
セル範囲は、縦方向・横方向のどちらでも指定可能です。


MATCH関数の書式

MATCH(検査値, 検査範囲,照合の型)

検査値

値 (数値、文字列、または論理値)、またはこれらの値に対するセル参照を指定できます。

検査範囲

検索するセルの範囲を指定します。
縦方向・横方向のどちらでも指定可能ですが、1列または1行のみになります。


照合の型

1 - 以下
検査値以下の最大の値が検索されます。
このとき検査範囲のデータは、昇順に並べ替えておく必要があります。

0 - 完全一致
検査値に一致する値のみが検索の対象となります。
このとき検査範囲を並べ替えておく必要はありません。
完全に一致する値が見つからない場合は、エラー値 #N/A が返されます。
※0の場合のみ、ワイルドカードが使用できます。

-1 - 以上
検査値以上の最小の値が検索されます。

このとき検査範囲のデータは、降順に並べ替えておく必要があります。

MATCH関数の使用例:完全一致

F G H
1 ID 部署 氏名
2 21 営業 鈴木
3 22 総務 佐藤
4 23 人事 佐々木
5 24 製造 小林
6 25 営業 山田
7 26 総務 高橋
8 27 人事 伊藤
9 28 製造 山本
10 29 営業 田中

上記の表において、
A1セルにIDとして、「22」が入っている場合、
=MATCH(A1,F:F,0)
このようにすることで、3と表示されます。
検査範囲がF列となっているので、F列の3番目

=MATCH(A1,F2:F10,0)
このようにすることで、2と表示されます。
検査範囲がF2:F10となっているので、F2から2番目

MATCH関数は、単独で使うことよりも他の関数と組み合わせることで、非常に幅広い事を実現できるようになります。

MATCH関数の応用例

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