SUMPRODUCT関数(配列の対応する要素の積の合計)
引数として指定した配列の対応する要素間の積をまず計算し、さらにその和を返します。
SUMPRODUCT関数の書式
配列 1
配列 2, 配列 3,...
計算の対象となる要素を含む配列引数を指定します。
引数は最大 255 個まで指定できます。
引数となる配列は、行数と列数が等しい配列である必要があります。
行数と列数が等しくない場合、エラー値 #VALUE! が返されます。
数値以外の配列要素は、0 であると見なされます。
SUMPRODUCT関数の使用例
A列 | B列 |
数量 | 単価 |
2 | 180 |
4 | 230 |
1 | 120 |
3 | 160 |
5 | 220 |
=SUMPRODUCT(A2:A6,B2:B6) ・・・ 2980
=SUMPRODUCT(A:A,B:B)
これでも問題はありませんが、多用するとExcelの再計算がとても遅くなります。
本来は、C列に各行の金額を求める計算式(単価 * 数量)を入れて、その金額をSUMします。
従って、SUMPRODUCT関数を使用する機会は、そんなに多くは無いはずです。
COUNTIFSやSUMIFSのような集計をする手段として、SUMPRODUCT関数が使われることがありました。
しかし、Excel2007以降では、COUNTIFS関数やSUMIFS関数ができたことで、
SUMPRODUCT関数の必要性は、大幅に減ったと言って良いでしょう。
2003以前でのSUMIFS関数代わりに使っている場合でも、作業列(複数条件をまとめる列)を使う事で解決できるものです。
ワークシート関数の一覧(2010以降)
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