VBA練習問題
VBA100本ノック 70本目:ステータスバーに1秒ごとに時刻が表示

VBAを100本の練習問題で鍛えます
最終更新日:2021-01-20

VBA100本ノック 70本目:ステータスバーに1秒ごとに時刻が表示


ブックが開かれたら、ステータスバーに1秒ごとに時刻を表示する問題です。


ツイッター連動企画です。
ツイートでの見やすさを考慮して、ブック・シート指定等を適宜省略しています。

VBAテスト用のサンプルデータはご自身でご用意ください。


出題

出題ツイートへのリンク

#VBA100本ノック 70本目
ブックが開かれたら、自動的にステータスバーに1秒ごとに時刻が表示されるようにしてください。
ただし、1分後には時刻表示を終了してください。
※セル入力中は、時刻は更新されなくて構いません。


頂いた回答

解説

「セル入力中は、時刻は更新されなくて構いません。」
つまりこれは時刻表示している間もセル入力出来なければならないという事です。
普通の方法としては2通りあります。
DoEvents関数
Application.OnTimeメソッド
まずはDoEvents関数から
時間計算と1秒ごとにする部分は様々だと思います。

Private Sub Workbook_Open()
  Dim dtStart As Date: dtStart = Now()
  Dim dtStop As Date: dtStop = DateAdd("s", 60, dtStart)
  Dim dtNext As Date: dtNext = dtStart
  
  Do While Now() <= dtStop
    If Now() >= dtNext Then
      dtNext = DateAdd("s", 1, dtNext)
      Application.StatusBar = Format(Now(), "hh:mm:ss")
    End If
    DoEvents
  Loop
  
  Application.StatusBar = False
End Sub


Application.OnTimeは、マクロが起動される時刻を指定します。
1秒ごとにマクロを起動することで時刻表示させることが出来ます。
DoEventsとOnTimeは、どちらも一長一短はあります。
OnTimeのサンプルVBAと若干の解説を記事補足に書きました。


補足

時刻取得にはNow()を使っています。
TimeやTimerを使った回答も見受けられましたが、これらは午前0時からの時刻なので0時を挟む可能性がある場合は都合が悪いことになります。

DoEvents関数
Application.OnTimeメソッド
実行中の大きな違いとしては、
・CPU使用
・カーソルのちらつき
・セル編集中の時刻更新
・VBE編集可否

DoEvents
・CPUの1スレッドを占有
・カーソルはちらつかない
・セル編集中も時刻更新される
・VBE編集はできない

マクロ VBA 100本ノック

OnTime
・時刻表示する一瞬だけ
・カーソルがちらつく
・セル編集中は時刻更新されない
・VBE編集できる

環境により若干の違いがあるかもしれませんが、概ねこのような違いがあります。
一長一短はありますが、1秒ごとに1分間ということならどちらでも良いと思います。
もし1分ごとに1時間というような場合は、DoEventsでは1時間マクロが動きっぱなしになってしまいますので、いささか都合が緩いように思います。
このような場合は、Application.OnTimeを使ったほうが良いでしょう。

Application.OnTimeは、マクロが起動される時刻を指定するものです。
したがって、1秒後の指定は、
Now() + 1秒
このように指定します。
※1秒の書き方はいろいろあります。

ブックモジュール
Private Sub Workbook_Open()
  Call VBA100_70_01
End Sub

標準モジュール
Public Sub VBA100_70_01()
  Static dtStart As Date
  If dtStart = 0 Then dtStart = Now()
  If Now() > dtStart + DateSerial(0, 0, 60) Then
    Application.StatusBar = False
    Exit Sub
  End If
  Application.StatusBar = Format(Now(), "hh:mm:ss")
  Call Application.OnTime(Now() + TimeSerial(0, 0, 1), "VBA100_70_01")
End Sub

上記では、Static変数を使っていますが、モジュールレベル変数を使っても良いでしょう。


サイト内関連ページ

第120回.OnTimeメソッド|VBA入門
指定された時刻にマクロを実行させたい時、今から一定時間後にマクロVBAを実行させたい時、このような時に使うのが、OnTimeメソッドです。お昼になったらExcelが教えてくれたり、1時間経ったらExcelが教えてくれるといったことが、このOnTimeメソッドを使用するで実現出来ます。
時刻になったら音を鳴らして知らせる(OnTime)
エクセル作業に夢中になって、時間を忘れて大慌てって事ありませんか。えっ、無い、そうですか、ではさようなら… あると言う人は以下のプログラムをどうぞ。作成するシート まず、以下ようなシートを作ります。標準モジュールのVBAコード 標準モジュールに以下を追加します。
文字列としてのプロシージャー名を起動する方法(Run,OnTime)
文字列変数の中にプロシージャー名が入っていて、そのプロシージャーを起動したい場合になります、実際には、そのような構造が良いとは思えませんが、知っていればプログラミングの幅が広がります。使うのは、OnTimeメソッドorRunメソッドになります。
VBAでのタイマー処理(SetTimer,OnTime)
VBAでタイマー処理(一定時間間隔で処理)を行う方法についての解説です。最も一般的な方法は、Application.OnTimeを使う方法になりますが、今回の主題としては、WindowsAPIのSetTimerを紹介します。まずはApplication.OnTimeの確認してから、次にWindowsAPIのSetTimerを紹介します。




同じテーマ「VBA100本ノック」の記事

67本目:ComboBoxとListBox
68本目:全テキストボックスの転記
69本目:ダブルクリックでセル結合を解除
70本目:ステータスバーに1秒ごとに時刻が表示
71本目:パワーポイントへグラフを貼り付け
72本目:ITをDXに変換(文字列操作)
73本目:新規ブックにボタン作成しマクロ登録
74本目:1シート複数表をDB形式に変換
75本目:ログインフォームの作成
76本目:ボタンの表示名の位置へ移動
77本目:シート挿入イベント


新着記事NEW ・・・新着記事一覧を見る

VBA100本ノック 79本目:Wordにセル範囲を図として挿入|VBA練習問題(2月1日)
VBA100本ノック 78本目:グラフのデータ範囲拡張|VBA練習問題(1月30日)
VBA100本ノック 77本目:シート挿入イベント|VBA練習問題(1月29日)
VBA100本ノック 76本目:ボタンの表示名の位置へ移動|VBA練習問題(1月27日)
VBA100本ノック 75本目:ログインフォームの作成|VBA練習問題(1月26日)
VBA100本ノック 74本目:1シート複数表をDB形式に変換|VBA練習問題(1月25日)
VBA100本ノック 73本目:新規ブックにボタン作成しマクロ登録|VBA練習問題(1月23日)
VBA100本ノック 72本目:ITをDXに変換(文字列操作)|VBA練習問題(1月22日)
VBA100本ノック 71本目:パワーポイントへグラフを貼り付け|VBA練習問題(1月20日)
VBA100本ノック 70本目:ステータスバーに1秒ごとに時刻が表示|VBA練習問題(1月19日)


アクセスランキング ・・・ ランキング一覧を見る

1.最終行の取得(End,Rows.Count)|VBA入門
2.RangeとCellsの使い方|VBA入門
3.変数宣言のDimとデータ型|VBA入門
4.マクロって何?VBAって何?|VBA入門
5.Range以外の指定方法(Cells,Rows,Columns)|VBA入門
6.繰り返し処理(For Next)|VBA入門
7.セルのコピー&値の貼り付け(PasteSpecial)|VBA入門
8.セルに文字を入れるとは(Range,Value)|VBA入門
9.とにかく書いてみよう(Sub,End Sub)|VBA入門
10.マクロはどこに書くの(VBEの起動)|VBA入門




このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。


記述には細心の注意をしたつもりですが、
間違いやご指摘がありましたら、「お問い合わせ」からお知らせいただけると幸いです。
掲載のVBAコードは動作を保証するものではなく、あくまでVBA学習のサンプルとして掲載しています。
掲載のVBAコードは自己責任でご使用ください。万一データ破損等の損害が発生しても責任は負いません。



このサイトがお役に立ちましたら「シェア」「Bookmark」をお願いいたします。
本文下部へ