VBA練習問題
VBA100本ノック 62本目:独自のZLOOKUP関数を作成

VBAを100本の練習問題で鍛えます
最終更新日:2021-01-13

VBA100本ノック 62本目:独自のZLOOKUP関数を作成


VLOOKUP関数の機能を変更した独自のZLOOKUP関数を作成する問題です。


ツイッター連動企画です。
ツイートでの見やすさを考慮して、ブック・シート指定等を適宜省略しています。

VBAテスト用のサンプルデータはご自身でご用意ください。


出題

出題ツイートへのリンク

#VBA100本ノック 62本目
VLOOKUPは条件合致の先頭が取得されます。
この取得順番を指定できる関数を作成します。
ZLOOKUP(検索値,範囲,列番号,順番)
順番→0:先頭,-1:最後,>=1:その順番
※当該順がない場合は空白""を返す
※検索値がない場合は#N/Aを返す
※完全一致のみ対応、検索値は単一セル値限定


VBA作成タイム

この下に頂いた回答へのリンクと解説を掲載しています。
途中まででも良いので、できるだけ自分でVBAを書いてみましょう。


他の人の回答および解説を見て、書いたVBAを見直してみましょう。


頂いた回答

解説

引数チェックは仕様として困る範囲で行っています。
ユーザー定義関数では、実行時エラーは#VALUE!を返してくれるのでデータ型に頼りました。
範囲を列指定した場合の対処としてFindメソッドで最終行を取得しています。
配列で処理しましたが直接セルを参照しても良いでしょう。

Function ZLOOKUP(ByVal 検索値, ByVal 範囲 As Range, ByVal 列番号 As Long, ByVal 順番 As Long)
  ZLOOKUP = CVErr(xlErrNA)
  If 列番号 > 範囲.Columns.Count Then Exit Function
  If 順番 < -1 Then Exit Function
  
  Dim i As Long, lastrow As Long
  Dim s As Long, e As Long, p As Long
  lastrow = 範囲.Columns(1).Find(What:="*", LookIn:=xlFormulas, SearchOrder:=xlByRows, SearchDirection:=xlPrevious).Row
  lastrow = lastrow - 範囲.Row + 1
  s = 1: e = lastrow: p = 1
  If 順番 = -1 Then s = lastrow: e = 1: p = -1
  
  Dim ary, cnt As Long
  ary = 範囲.Resize(lastrow).Value
  If Not IsArray(ary) Then ary = 範囲.Resize(lastrow, 2).Value
  For i = s To e Step p
    If ary(i, 1) = 検索値 Then
      ZLOOKUP = ary(i, 列番号)
      If 順番 <= 1 Then Exit Function
      cnt = cnt + 1
      If cnt = 順番 Then Exit Function
    End If
  Next
  If Not IsError(ZLOOKUP) Then ZLOOKUP = ""
End Function


検索値が無い場合の速度対策としては先頭でMatch関数なりで確認したほうが良いのですが、あえてシート関数は使わずに作成してみました。
ユーザー定義関数は処理速度が遅くなりがちですが、便利ですし使えるようになっておくと良いと思います。
補足はありません。


補足

補足はありません。


サイト内関連ページ

第106回.Functionプロシージャー
プログラム(マクロVBA)内で特定の処理を実行し値を返すプロシージャーです。これはつまり、Functionプロシージャーで独自の関数をつくれるということです。Subプロシージャーとの違いは、値を返すか返さないかの違いです。
第107回.プロシージャーの引数
・引数の構文 ・引数の使用例 ・引数について
ユーザー定義関数の作り方
・簡単な例でユーザー定義関数を作ってみましょう ・この関数の使い方 ・ユーザー定義関数の実践使用例
スピルに対応したXSPLITユーザー定義関数(文字区切り)
・区切り位置ウィザード ・ワークシートの関数で文字区切りする場合 ・ユーザー定義関数のVBAコード ・XSPLIT関数の使用例 ・ユーザー定義関数の実践使用例




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