エクセル入門
IF関数(条件を満たしているかどうかを判定)

Excelの初心者向け入門解説
公開日:2013年5月以前 最終更新日:2021-06-24

IF関数(条件を満たしているかどうかを判定)


指定された条件を判定し、
・条件が満たされている場合
・条件が満たされていない場合
それぞれ別の値を返します。


条件が満たされている場合とは、その条件が、正しい場合、真の場合、TRUEの場合です。
条件が満たされていない場合とは、その条件が、正しくない場合、偽の場合、FALSEの場合です。

IF関数の書式

IF(論理式,真の場合,偽の場合)

論理式

真または偽のどちらかに評価できる式を指定します。
以下の比較演算子が使えます。

= 左辺と右辺が等しい
> 左辺が右辺より大きい
< 左辺が右辺より小さいい
>= 左辺が右辺以上である
<= 左辺が右辺以下である
<> 左辺と右辺が等しくない

論理式の左辺および右辺には、
セル参照、数値定数、関数が指定できます。

真または偽のどちらかに評価できる式とは
いずれかのセルに、
=式
この結果がTrueまたはFlaseになる式です。
ただし、エクセルでは、
Falseは、数値の0
Trueは、0以外の数値
このように判定されます。

真の場合、偽の場合

セル参照、数値定数、関数が指定できます。

論理式が成立している場合は、「真の場合」が処理されます。。
論理式が成立していない場合は、「偽の場合」が処理されます。。
論理式の結果がTrueが真、Falseが偽となります。

IF関数の使用例

セルA1に100と入っている場合

=IF(A1=100,"A","B") ・・・ 結果は"A"となります。
=IF(A1>100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。
=IF(A1>=100,"A","B") ・・・ 結果は"A"となります。
=IF(A1<100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。
=IF(A1<=100,"A","B") ・・・ 結果は"A"となります。
=IF(A1<>100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。

IF関数の応用例

エクセル入門.数式.関数のネスト
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