IF関数(条件を満たしているかどうかを判定)
指定された条件を判定し、
・条件が満たされている場合
・条件が満たされていない場合
それぞれ別の値を返します。
条件が満たされていない場合とは、その条件が、正しくない場合、偽の場合、FALSEの場合です。
IF関数の書式
論理式
以下の比較演算子が使えます。
= | 左辺と右辺が等しい |
> | 左辺が右辺より大きい |
< | 左辺が右辺より小さいい |
>= | 左辺が右辺以上である |
<= | 左辺が右辺以下である |
<> | 左辺と右辺が等しくない |
論理式の左辺および右辺には、
セル参照、数値定数、関数が指定できます。
=式
この結果がTrueまたはFlaseになる式です。
ただし、エクセルでは、
Falseは、数値の0
Trueは、0以外の数値
このように判定されます。
真の場合、偽の場合
論理式が成立していない場合は、「偽の場合」が処理されます。。
論理式の結果がTrueが真、Falseが偽となります。
IF関数の使用例
=IF(A1>100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。
=IF(A1>=100,"A","B") ・・・ 結果は"A"となります。
=IF(A1<100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。
=IF(A1<=100,"A","B") ・・・ 結果は"A"となります。
=IF(A1<>100,"A","B") ・・・ 結果は"B"となります。
IF関数の応用例
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